公益社団法人日本写真家協会 一般社団法人日本旅行写真家協会
日本旅のペンクラブ  美ら島沖縄大使

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今年も楽しくボランティア海岸清掃 2012年11月1日 
見事な朝焼けの28日・日曜日。太平洋に面した北部の伊原間海岸で、第4回 「 海・Love Love フエスタ in 石垣島 2012 」 が開催されました。
海岸に打ち寄せられた外国からの漂着ごみや防風林内の不法投棄の数々・・・お年寄りから小さな子ども達、観光客も駆けつけて、約400人が広大な海岸の清掃に汗を流しました。 そして集められたごみは "海ラブ" 実行委員のお姉さん方の指示のもときれいに分別され、そのごみでアート班率いる中川久美子さんデザインによる"ウミガメアート"の完成。 そのアートをパラグライダーから空撮しょうというもので、ここからが私とパイロットの大城芳郎さんの出番。
フライト条件が悪く、2回目でなんとか責任果たせて二人でホッ! 毎回ながら空から眺める皆さんの、なんと笑顔の美しいこと。
ところで、市民運動にまで広がっているこのボランティア海岸清掃活動、元はと言えば10年ぐらい前にサーファー仲間が、日頃お世話になっている海岸の清掃を月に数回始めたのがきっかけで、その輪が広がり 「 海・Love Love フエスタ 実行委員会 」 (佐藤紀子 実行委員長)「 海LOVE ネットワーク in 石垣島 」 に繋がりました。
楽しみながらのごみ拾い小さな島で大きなうねりが起こっています。
開会式&作業説明 いざ出陣!
  分別作業
分別されたごみ配置
綿密なウミガメアートの設計図
さわやかな みなさんの笑顔 パラグライダーから空撮
漂着ごみをなくして ウミガメさんも ” 安心”
スピーディーな、ごみリレー
沖縄県表彰 
前新科子先生(沖縄県観光功労賞・中央)とともに 、
海ラブを代表して佐藤紀子さん(実行委員長・左) & 中川久美子さん(前実行委員長・右)
沖縄県の海岸漂着物対策の教材(ホームページ)づくりに「海ラブ」も協力

数え97歳のカジマヤー祝い 石垣島星野  2012年10月25日 
ここ石垣島の星野集落では、このほど長寿のさらに長寿 ― 数え97歳の「カジマヤー祝い」を村挙げて執り行いました。主役の山城千恵さんと山口静子さんは大正5年生まれで 、共に大宜味村喜如嘉(沖縄本島)出身。 1950(昭和25)年8月、八重山開拓団として家族とともに入植。以来60年余り苦楽を共にしてきた仲です。
祝賀会当日はふる里・大宜味村や遠く本土からも子や孫、親戚が駆けつけ、華やかに着飾った?トラックの荷台にお二人を乗せての「カジマヤー」大パレード。
皆さんに祝福されながら星野集落を一周しました。 続いて公民館での盛大な祝賀会では、長寿への"あやかりの盃"や子ども達の元気な余興、芸達者な親族や地域の方たちの舞台が次々と展開、ご両人の長寿を寿ぎます。 入植して60余年、未開の地で今は亡き夫と幾多の苦難や災害を乗り越え、「村立て」に仲間たちと励まし合い、支え合ってきた今日の道のり ― 「祝賀の宴」を通じて、お二人への祝福と厚い"感謝のこころ"が十分伝わってきました。

子ども5人、孫11人、ひ孫8人 ・・・ 山口静子さん 子ども7人、孫12人、ひ孫13人 ・・・ 山城千恵さん
村挙げてのお祝い  
村一周大パレード
あやかりの盃
花束贈呈
子どもたちも総出演
 

  夏の風物詩・・・星空と月とサガリバナ  2012年8月24日   
 
一年を通じていちばん"沖縄らしさ"に出合えるのは、とびっきり暑い真夏のシーズン。ということで、ことしも梅雨明 け早々の6月23日から2ヶ月間、八重山など離島の風物と対峙してきました。天空に林立するダイナミックな積乱雲の景観もさることながら、満天の星空や月明かりのナイトシーンも見逃せない被写体です。
八重山の「南の島の星まつり」、全88星座のうち84星座を眺めることができる地とあって、天文ファンのみならず"星空観光ツアー"も受けてます。
さてここ数年、私を虜にしているのが真夏の夜空に浮かび上がる一夜限りのサガリバナ(別名:サワフジ)でとっても神秘的な花です。
石垣島北部、平久保にある米盛三千弘・邦子さんの畑周辺に自生する300本ちかくのサガリバナ群落。雑木雑草の伐採、害虫駆除などご夫婦の7年にわたる環境整備のおかげで、ピンクや薄黄緑、白色の幻想的な花々が夜空を彩っています。日の出とともに静かに散り去っていく シーンも感動的です。
 
 
むりかぶし(すばる・中央)など、満天の星空に浮き出るサガリバナ 色鮮やかでじつにファンタジック
満月と、満月に似た円形のサガリバナ 最後の命輝かせる早朝のサガリバナ
まもなく開花、「臨月」を迎えたつぼみ
静かに落りゆき水面に着水
 
 
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  3月5日は”サンゴの日” 自然もこころもピカピカに!                               2012年6月9日  
 
石垣島の環境を守ろうとの「サンゴウィーク」。今年も(社)石垣市観光協会では環境省や環境諸団体とネットワークを組んで、ビーチクリーンやサンゴを食い荒らすオニヒトデ駆除、植樹など官民一体、盛り沢山な環境ボランティア作業を行いました。
 
 

そこで私も昨年(第一回)に続いて伊原間の海岸清掃ボランティアに参加しました。一見美しく見える砂浜も周辺諸国からの漂着ごみや困った不法投棄です ─ だがひるむことなく老若男女、観光客を交えた350人、この道10年のキャリアを積む「海・LOVEネットワーク」のお姉さん方?の指示のもとにテキパキと分別作業をこなし、砂浜は瞬く間に美しく蘇りました。
”ごみは捨てるものではなく拾うもの” まさにビーチクリーンは子ども達への生きた教材であり、大人達への意識改革をうながします。
この素晴らしき取組みに呼応して、環境ツアーや修学旅行、研修旅行を通じてその輪が全国に広がると、それぞれ 見違える ”わが町” になるでしょうね・・・。 ピカピカのビーチと皆さんの晴々した笑顔に大いにハマっている大塚勝久です。

   
     
 
漂着ごみなど細かく分別、伊原間海岸のビーチクリーンアップ 海岸清掃を終えて皆さん晴ばれ
オニヒトデ駆除に奮闘、中山義隆市長 大漁!(?)ダイビングスタッフによるオニヒトデ駆除
環境省の専門スタッフによるイノーコーラルウォッチ・真栄里海岸
船上で楽しくサンゴの養殖作業
貴重な八重山の海 ─ 前田博氏の「世界一周ヨットの旅」講演会 拾った漂着ごみを解説 ─ 海ごみ・サイエンスカフェ
私も出展してます ─ 「八重山の自然と暮らしの合同写真ポスター展」WWFしらほサンゴ村 環境保全の楽しいお話「サンゴカフェ」WWFしらほサンゴ村
谷崎樹生講師による名蔵アンパル自然観察会とフクギの記念植樹 ─ 石垣やいま村
月桃の植付け作業 ─ 白保・轟川流域農地
 
   
 
 
 
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